そうそう、この前CSRの勉強会にも出席してきたのです。
BP(イギリスの石油会社。世界的なCSR先進企業!)のPR担当の方の講演を聞きに行った。
BPのCSR戦略というのは非常に先進的。むしろ、1つの理想系だと説得させられた感すらある。
ここで簡単にCSRを企業が実施することの意義を戦略的な視点から考えると、、、
1. リスクヘッジ(例えば、住民との対話をすすめながら開発をすれば、住民の抗議活動等によって開発が遅れるリスクが減少する。児童労働を禁止すれば、それがマスコミ沙汰になり不買運動に結びつくリスクを消す事ができる。等)
2. 長期的な視点での企業価値向上のドライバー(社会的に名声を得た企業は、長期的な視点で消費者の支持を得るはず。アメリカの論文とかでは、この立場が支持されているらしい。)
BPが強いのは1.への取り組み。HSSE(health, safe, security, environment)方針、つまりBPのCSRの具体的な理念が、全ての経営判断に関る要素よりも優先された中で企業活動が行われているらしい。企業活動そのものに「企業の社会的責任」がしっかりと根付いている。
そんな考えが生まれるヨーロッパ憧れるわー。一度住んでみたいもんですなー。おれに反りが合うのは、日欧米(米のリベラル)なんでしょうか?
と、堅苦しい話が続きましたが、slowな充実した生活を楽しんでいるMでした!