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12月29日 特に何もない一日

うーん、特に書く事もない一日が毎日続いているような気がする。

そういえば、今日ビリヤードをTNPの友達に教えてもらいました。本場アメリカでビリヤード鍛えて日本でハスラーデビューしたいと思います。
# by my225225 | 2004-12-31 04:56 | Diary 秋

12月27・28日 一日の過ごしかたと中東紛争史の感想文

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クリスマス以降は、年末が感じられないアメリカでひっそりと暮らしております。学期中には出来ないことをして一日一日を贅沢に過ごしている次第。お天気にも恵まれて一日が信じられないくらい平和にそしてゆっくりと過ぎてゆきます。本を読んで、勉強して、テレビ見て、料理して、運動して…。特にお気に入りは朝起きたらお気に入りのコーヒー屋にいって、Shot in the Dark(だったかな…)というエスプレッソとブレンドコーヒを混ぜた濃いコーヒをソファーに座って飲むこと。あまりのコーヒの刺激に体がホカホカしてきて一日の始まりが爽快です。外に出るとポートランドの冬空とは思えない青空が広がっていて、小さいけれど充実した幸せを感じている次第です。

友人が兄弟が(2人も同時に…)就活に励んでいる中で自分だけがこんな小さな幸せに浸っていいものかと自問自答してもいるですが、もう終った事は仕様がない。来年一年間もやれることをやれるだけやろうという開き直りの局地に達しかかっています。

そんな中で一冊の良い本と出会いました。その名も『中東戦争全史』山崎雅弘著、学研文庫。一応、双子の兄貴も中東政治専攻だし、読んでもいいかなと。

今まで、中東の事は関心があっても、恥ずかしながら勉強をしたことがなかったので、対岸の火事のように、1つ1つの事件をただ世界で起こっている悲しい出来事の1つとしか捕らえられなかったけれど、この本を読んでから、問題の複雑性とその悲劇の真相が理解できました。この本は中東戦争史の入門書として本当に珠玉だと思うので是非読むことをおススメします。感じた事は消化するのにもう少し時間がかかるでしょうし、ここでは書きません。

だけど、ただ1つ書きたい事は筆者が後書きに寄せた思いを引用させて頂いて、代弁してもらいます。
犠牲に対する報復と、それに対する新たな報復が永久運動のように続く限り、人々の悲しみは再生産され、それが新たな戦争の火種として積み重なってゆく。この連鎖を断ち切るためには、一定期間における武力闘争の停止と、その間における子供たちへの「教育」しかないように思える。「報復からは報復以外の何者も生まれない」ことを教え、半ば強制的に「平和を押し付ける」事でしか、戦争の廃絶は実現できないのかもしれない。さらに続けて平和というのは何も努力をしていない状況で、ごく当たり前にそこに存在するものではない。並々ならぬ努力を絶え間なく継続し、戦争という不死身の怪物を扉の外れた折の中に閉じ込め続けるという、決して終わりのない「戦い」こそが、真の「平和」の実態であるような気がして成らない

去年学校で新潟知事選にも立候補なされた多賀先生の「平和学」という授業をとって以来、真の世界平和はどうやって達成されるのか、むしろ達成はされないのではないかという思いに駆られる事もあった。ただ1つの方法はもしかしたら「平和の押し付け」でしかありえないのではないか、そしてそれから派生する意図的な「記憶の再生産」しかないのではないか、と今は確信する。言わずもがな平和とはただ単に戦争が起こっていない状況を指すのではないのは百も承知だが、中東に真の平和が訪れた時に、世界は「平和」に近づいたと言えるのではないだろうかと思った。

ちなみに、セールで買ったネクタイ実家に送りました。おれのだけど、就活の間だけ貸します。良かったら使ってねということで。

ああ、引用部分長くなったなぁ。みんな読まないだろうな~、おれだったら読まないもんな。でもみんなはきちんと斜体の部分を読んでくださーい!
# by my225225 | 2004-12-29 14:05 | Diary 秋

12月26日 the day after Christmas

今日はクリスマス後の一年で一番大きいセールが全米で催される。ちなみに一番最初に並んだ人は6時半からとニュースで言っていたが、そんなのは日本人にとって初歩ではないだろうか。いつも年末ジャンボには3日前やそこらからならんでいる兵がいるような気がする。

朝からアメリカの大型ファッションデパートである(日本で言えば伊勢丹か??)SAKS FIFTH AVENUEに行く。セールの中身を紹介すると、
アルマーニのネクタイ34ドル(105ドル)
DKNYのシャツ24ドル(125ドル)
DKNYのタンクトップ7ドル 等等

基本的にセールされているものは、30パーセント引きからさらに50パーセント引きが相場のようだ。

兄弟にブランド物の財布を買ってあげようかと思っているのだか、どうやら今日はブランド物の財布もセールになっていたらしい。逃した。

アメリカの衣料品が日本より格安に安いのは、何回かこのブログで触れたが、クリスマス後はさらに安くなるのだ。さらに電化製品等々も安くなるらしい。いつかはNYにクリスマス&クリスマスセール旅行に出かけたいものだ。
# by my225225 | 2004-12-27 16:07 | Diary 秋

12月25日 Christmas Dinner

Florenceから帰った後、ジンスーと共に友達の家にクリスマスを祝いに訪ねる。こうやって色々な人が招待してくれるのは本当に嬉しい限りです…。

この家でもプレゼントを頂いて、こちらもお返しに母が日本から速達で送ってきたポストカードをクリスマスカードとしてプレゼントしたら気に入って頂けたよう。ひとまず母に感謝。

この家は離婚してお母さんと一緒におれの友達は住んでいるのだけれど、お母さんに実はBoy friendがいる。お母さんはおそらく40代半ばでBoy friendは50代半ばに俺には見えるのだが、やはり日本人は50代の男性をBoy friendと呼ぶのを聞くと違和感を感じてしまうのではないだろうか。

アメリカの家庭事情は複雑で、約50パーセントの既婚者が離婚を経験するらしい。よく友達との間でステップファザーやステップマザーという単語を聞くし、離婚した後も子供が一緒には住まない親を訪ねたり、親が子供を訪ねたりするのはごく当たり前の光景だ。

アメリカの家庭事情は複雑でと書いたが、日本人の視点からであって当人達には極めて自然の事として移っているのかもしれない。この高い離婚率は、宗教的なもの社会的なもの文化的なものが錯綜しているのだろうけど、一番個人的に注目したいのは女性の社会的な地位が高い事である。当然アメリカでも仕事をする上では男性の方が女性より有利で高い収入を得るチャンスが多いと書いた記事・統計を見た事がある。そんな事情の中でも女性が働けるチャンスは日本よりも遙かに多いし、専門職における女性の比率も高い。

勿論高い離婚率は褒められたものではないが、こうやって人生をいつでもリセットしてやり直せる、40歳になっても50歳になっても恋が出来るのはある意味素晴らしい事だと思わなくもない。そしてそれを受け入れるだけの社会体制が整っている。ただこの話題はかなり複雑ではあるが。

しかし個人的には、結婚は一度だけで良いと思うし、40歳になってもう一度恋をするよりも結婚した女性と死ぬまで一緒が良いという思う。と優等生的な発言をここではしておこうと思う。
# by my225225 | 2004-12-27 16:02 | Diary 秋

12月22・23・24・25日 Christmas

3泊4日で友達の両親の家へとアメリカのクリスマスを体験すべく、オレゴンコーストの田舎街Florenceへと小旅行してきました。

まずは、午前中全ての準備と少しの用事を慌しく何とか全て消化しきった後、オレゴン第二の都市(といっても人口20万くらい)Eugeneへとグレイハウントバスで向かう。はっきり行って、私はグレイハウントバスは嫌いです。3割はヒッピーなのかホームレスか、そして残りの殆どの乗客もあまり友達にはなりたくない人たちばかり。グレイハウントと飛行機を乗り継いだらアメリカの貧富の差を勉強した事になるかもしれないのではと思う。今回も14歳くらいの子供がタバコを吸ってたり、顔に刺青をした18歳くらいの少女がいたり…。決して低所得層が嫌いだと言っているわけではなく、移動手段としてそんな雰囲気を漂わせるグレイハウントが嫌いという事。旅情もへったくれもあったもんじゃないと心から思う。1分でも速い到着を祈るばかりだ。ともかくそんなこんなでEugeneに到着して友達の両親の車に揺られ、オレゴンの大自然を駆け抜ける事1時間、Florenceに到着。

家では、友達の子供と遊んだり、テレビではなく映画を見る。アメリカ人は本当に映画好き。友達曰く、「田舎の人は特に映画が好きで、その理由は特に何もすることがないから」。納得です。Florenceには何もありません…。ちなみにおれは4日間で9本は見た。友達は一年に300本以上は見てる年もざらにあるよ、と豪語。クリスマス後は、プレゼントでもらったScene it!というゲームを家族でしていて、内容は映画のクイズ。僕は一回も答えが浮かんできませんでした…。
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2日目と3日目は近くの湖に自家用ボートで散策のボートツアー。この時ばかりはオレゴンに留学してよかったと心から思う。幸い友達にも恵まれ、こうして日本ではあまり出来ない経験を積めることは大きな留学の糧だと思う。こういった事を日本でも楽しめるようにお金と時間の余裕のある大人になりたいと思う。出来たらコテージを一件長野辺りに欲しいです。
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アメリカでのクリスマスはEveではなく25日を指すのですが、家族の集まりの関係上この家では24日に伝統的なクリスマスデイナーを食べました。クリスマスディナーといっても、アメリカの多文化を反映して、ジンジャークッキーは伝統的だけれど、基本的に家族によってまちまちのよう。友達の家族では如何にもアメリカ料理といった趣のビーフの塊をオーブンで焼いたものとまるまるのターキー、マッシュポテトなどなど。
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さらにアメリカのクリスマスといえば、ツリーの前に山済みとなったプレゼントは欠かせません。どうやら子供がある程度大人になってもプレゼントは挙げ続けるようで…、良く言えば家族の絆ですね。小さい子供には10個あまりのプレゼントを1つづつ包装してあげて曰く「プレゼントはあけるときが一番楽しい。」その通りでございます。さらには何と僕もプレゼントをもらいました。トレーニングシャツとマフラーとフリースのキャップ、そしてソックス一杯の文具品。予想していなかったので、かなり感激してしまった…。
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そうそう、アメリカの家庭を語る上で忘れてはならないのが、彼らのボードゲーム好き。どの家に行っても必ずボードゲームの棚があって10個は重なって置いてあるし、こうやって家族が集まる時にはボードゲームをする。クリスマスの夜は、ボードゲームの王様ポーカーをした。ポーカーをボードゲームとしてくくってよいのかはわからないが、アメリカのポーカーはともかく本格的。チップからテーブルから通販やウォルマートを駆使して、本格セットを揃えるのだ。さらにポーカーといっても一晩で5種類くらいのゲームをする。肝心の成績のほうは+5ドル。

この家に行くと、アメリカの田舎に住んでいる中流階級の暮らしの勉強になる。そこには、日本人として彼らの生活から学ぶところたくさんもあるし、日本の良さを気づかされる事もある。アメリカと一言で言っても、オレゴンに暮らして、色んな家族と接する中で、その違いの大きさに驚く事が多い。勿論日本でも違いは驚くほどあるが、母国ゆえに気づいていても予想・想像の範疇で収まってしまう。ただ、ここは外国ゆえに想像をするだけの経験と知識が僕には備わっていない。だから正直に心から驚ける。そして、いつまでも心に残って、いつか自分が家族を築く時の一助になっていることを心から願うし、そう努力したい。
# by my225225 | 2004-12-27 14:48 | Diary 秋

大学生Mのアメリカ留学後の生活。最近の興味はLOHASとCSRと環境。趣味はサイクリング、旅行、焼酎、Salsa。好きな焼酎は不二才(はいは特に)と園の露。  御贔屓のほどを。

by my225225