今日は真っ青な青空にポートランドは包まれて、秋晴れならぬ冬晴れが覗いていた。どうやら今年のポートランドの天気は少しおかしいようだ。これ幸いとばかりに最近は参加したなかったPSUのCycling clubに久しぶりに参加してみたのだけれど、やはりサイクリングは本当に良い道を走っていると、風と一体といったら大げさだけれど心地よいスピードで目の前を通り過ぎて行く葉を散らして枝だけで寂しそうに凛とたっている木たちに感傷を覚える暇もなく、みんなのスピードについてゆけず途中でリタイヤ。情けない…。
もしかしたら冬学期だけでもサイクリングチームと一緒にトレーニングをさせてもらえるかもしれない。チャリンコも貸してもらえるかもしれないし…。これは久しぶりに幸運が向いて来ました。
みんな留学で行動力がついたというのは、よく聞く話だけれど自分にも
微々たるものだがやっとついてきたと思う。勿論英語力が少しはついてきたという事実も見捨てがたいが、実際行動力はついてきたと思う。ただ、それを如何に普遍的な「行動力」につなげるか、そしてやり遂げる力「実行力」を伴わせるか、ここが一番大切だし、実行力の伴わない行動力は赤ちゃんに使いこなせぬ自転車を渡すものだ。つまり、その行動力を使いきる術を身につけないと意味がないように感じる。少し前に友達に上杉鷹山公の「成せば成る、成さねばならぬ何事も、ならぬは人の成さぬなり」「」ということを好きな言葉として紹介してみたが、この言葉を地で行ける人間になりたい。そう最近思った。